シャブティいろいろ

『なぞとき博物館(はくぶつかん) ミイラの呪文(じゅもん)がとけちゃった?!』に出(で)てくる、シャブティ。

古代(こだい)エジプトの王(おう)は、死者(ししゃ)の国(くに)でよみがえるために、ミイラにされました。王の墓(はか)には、死後(しご)の世界(せかい)で使(つか)えるようにと、豪華(ごうか)な家財道具(かざいどうぐ)がそえられていますが、それにくわえ、あの世(よ)で王のめしつかいとなるように作(つく)られた、小さな人形(にんぎょう)たちも入れてあります。それがシャブティとよばれるものです。

前回(ぜんかい)の記事(きじ)で紹介(しょうかい)した、《クレオパトラの針(はり)》を見に行ったついでに、《メトロポリタン美術館(びじゅつかん)》のエジプト展示室(てんじしつ)にたくさんいる、シャブティたちに会いに行ってきました。

ここにならんでいるのは、どれもみんなシャブティです。いろんな材質(ざいしつ)で作(つく)られているんですね。青(あお)い陶器(とうき)のシャブティが、よくあるタイプのようです。でも、『なぞとき博物館』のイラストにえがかえれている、愛(あい)らしいシャブティたちにくらべると、青(あお)いシャブティはちとこわい気(き)が。この中から選(えら)ぶとしたら……このタイプなんてどうでしょう?

素朴(そぼく)ながら清潔感(せいけつかん)あるシャブティさん。作(つく)られてから何千年(なんぜんねん)もたっているとは、とても思(おも)えません。

シャブティたちがいるエジプト展示室(てんじしつ)は、見どころが多く、いつも見学者(けんがくしゃ)たちでごったがえしています。ミイラの棺(ひつぎ)がならぶコーナーでせすじがつめたくなったり、広いホールにデーン!と展示(てんじ)された古代(こだい)エジプトの神殿(しんでん)に圧倒(あっとう)されたり。 何度(なんど)行ってもあきない場所(ばしょ)です。※デンドゥール神殿(しんでん)がまるごと移(うつ)されたホール。手前(てまえ)の人口池(じんこういけ)に植(う)えてあるのは、古代(こだい)エジプトの紙(かみ)の原料(げんりょう)パピルスです。