料理ガイド本で体験。全米おいしいものめぐり

『フードワゴン・ミステリ―』を訳したとき、屋台やフードフェスティバル関係について調べていたら、こんな本を見つけました。
ナショナル・ジオグラフィック刊行の、”Great American Eating Experiences“.

アメリカ全土の名物料理やおいしいレストラン、屋台、フードフェスティバルなどを州ごとにまとめたガイド本なのですが、パラパラ眺めているだけでも全米を食べ歩きしているような気分が味わえ、なかなか楽しいです。なんといってもナショナル・ジオグラフィック社だけあって、写真がすばらしい。がっつりステーキや素朴なスイーツに混じって、ときおり挟みこまれる田舎の風景やダイナーの外観写真に、旅心がかきたてられます。リンク先のアマゾンジャパンのサイトで、中身検索ができるので、よかったら写真を見てみてください。

ところで、この本にも紹介されていたのですが、フードワゴンといえば、ワシントンDCの充実ぶりは飛びぬけているんだそうです。そういえば以前DCに行ったとき、スミソニアン博物館群の南側に、フードワゴンが延々ずらりと並んでいる風景を見て、圧倒されましたっけ。DCの中心部は博物館や省庁関係の建物ばかりで、飲食店が少ないため、勤め人や観光客の需要が大きいんでしょう。ワゴンはエスニック料理が多く、チベット料理のモモ(蒸し餃子)など、ニューヨークでも見たことのないような珍しいものを売る店もありました。(あのときモモを食べそびれたことが今も悔やまれます……)

ちなみにこの本がおすすめするサンフランシスコ近辺のグルメは、サワードウ・ブレッドとマイヤーレモン(レモンとオレンジを掛け合わせた果物)のケーキ、チョッピーノ・スープ(魚介のトマトスープ)、チャイナタウンの中華料理、そしてクラフトチョコレートだそうですよ。美食の街サンフランシスコだけあって、ラインアップされた食べ物が他州よりお洒落です。たとえばニューヨークの名物としてあげられているのは、ベーグル、ホットドッグ、ピザとチーズケーキですからね……。